WR1人サイドのCBの考え方

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こんにちは!たろうです。

今日も小学生の指導をしてきました!

『寒い寒い』言いながら半袖で走り回る姿は元気を分けてもらえました^^

学校の校庭って砂の場所が多いのでしっぽ取りなどよく転んでしまうのですが、転んでも走り回ってましたからね。

膝から流血しながら。笑

そんな子ども達に『負けていられない』という感じで気合も入りました!

WRが1人サイドのCB!!

さて、今日はWRが1人サイドのCBの考え方について説明します。

CBのパスカバーの動きで考えると3種類しかありません。

・Flatゾーンで前を守るか
・Deepゾーンで後ろを守るか
・MtoMか。

自分サイドにWRが一人しかいない場合この3種類でどう言ったことを考えるか説明していきたいと思います。

基本的にWRが一人しかいない場合は狭いサイドが多いです。

稀に広いサイドにWRが一人というシチュエーションがありますが、今回は狭いサイドで考えてください。

まず、一言で終わってしまいますが、MtoMはMtoMです。笑

そしてFlatゾーンで前を守る場合には基本的にCov.2の動きになると思います。

このときに考えるのはWRが10yd以上のパスコースを走ろうとする場合、絶対に外から抜かせてはいけません。

万が一、外から抜かれてしまっても、必ずチェックしてスムーズには抜かせません。

スムーズに抜かせてしまうとWRがフェードを走る場合にはライナーで投げられSFが間に合いません。

これはほぼ100%通ってしまいます。

Cov.2では、外から抜かせないもしくはスムーズに抜かせないことを意識して守ってください。

そして、RBがスイングやフラットに出てこないと分かれば後ろに下がりましょう。

自分の守るべきゾーンに誰もこない場合その場にいるのはもったいないですよ。

後ろに下がればCB自身がQBの視界に入りそれだけでパスを防ぐこともできます。

次はCov.3についてです。

Cov.3については一言で言えます。ズバリ「MtoM」です。

Cov.3でRBがフラットゾーンに来ても基本はOLBが守ることが責任。

そう考えれば、考え方はMtoMで全く問題ありません。

Cov.3で一人しかいないWRがショートパスのコースを走った場合にはほぼそのWRに投げてくると思ってください。

一応守るべきはDeepゾーンですが、「ショートパスだと絶対投げてくる」と考えていればインターやパスカットもできる可能性が出てきます。

ただ、ショートパスを狙いすぎて後ろは抜かれちゃダメですよ^^;

しかし、スカウティングしていれば、ある程度読むことだって可能です。

基本的な考え方はMtoMなので、どこにだってついていけば良いと考えていれば楽ですよね!

ただ、ここで一つ気をつけなければいけないパスパターンがあります。

それは「15yd以上のパス」です。

WR1人サイドで15yd以上ということは逆サイドから誰か走ってくる可能性ありってことですので。

あり得るパスコースは

・フェード
・ポスト
・イン
・カンバック

この4つくらいですかね。

インやカンバックは少し無理があるのでほぼないと考えても大丈夫ですよ。

ただ、フェードとロングポストは注意が必要。

ロングポストは大丈夫なのですが、フェードでMtoMのように背中を向けWRについていってしまうと、逆サイドが見えなくなってしまうのであくまでCov.3の下がり方はキープするようにしてください。

そして目の前のWRがフェードで逆サイドから他のWRが来る場合については、自分のゾーンに2人WRがいる形になるので

・QBが投げる瞬間に見極めるか
・逆からくるWRにSFがついていくか
・Flatゾーンを守る選手がフォローするか

この3択になります。

ロングポストについてはSFのゾーンに目の前のWRが走っていくことになるので

・SFへ受け渡すか
・逆からくるWRにSFがついていくか
・Flatゾーンを守る選手がフォローするか

これも同様に3択になります。

上記2点についてどのように守るかはチームでしっかり話し合っておき、システム化しておく必要ありですよ。

このようにWRが1人サイドの場合は、

・Cov.2は特に外を重点的に
・Cov.3は基本的にMtoMで
・フェードとロングポストは逆サイドからに気をつける。そして守り方はシステム化

と覚えていただければ大丈夫ですよ!

それではまた!