当たり前の話かもしれませんが・・・

公開版メルマガ

こんにちは!たろうです。

先日、スカウティングの方法についてお話しさせていただきました。

そこでふと思ったことがあったのですがどのようにビデオを撮っていますか?

スカウティング用ビデオ撮影のコツ

スカウティングを効率的に行うため、ビデオの撮影に関しても方法があります。

これはきっとやられていると思いますが、まず大事なのは上から撮るということです。

平面ではオフェンスとディフェンスが被り非常に見づらいんですよ^^;

Youtubeでもアメフトの試合見れますよね。

NFLなどプロのカメラマンが撮影した試合や個人で撮影した試合だって観られる時代です。

中には平面で撮っているものもあるので経験がない方は見比べるとよくわかりますよ。

少し上からの角度がつけられると非常に相手のアラインなどがわかりやすく、スピードや反応まで見ることができるのでスカウティングが効率的に運びます。

しかし、場所によっては平面になるということもしばしばありますので、これに関してはできるだけ努力してください。

問題はここからなんです。

ビデオ何台で撮影していますか?

理想は2台用意できていればバッチリです。

なぜか説明しますね。

まず1台目はラン用として使用し、縦で撮影してOLBからOLBまでを写します。

そうすることでホールなどが確認できるのでランプレイの確認が楽になります。

ちなみにFGやキックの時は全体を写し、パントであればBOX内だけでOK。

BOXというのはライン間のことです。

次に2台目はパス用として使用し、横から全体が写るように撮影します。

これによりオフェンスであればパスが通しやすい相手カバーの弱点を見つけることができるようになり、ディフェンスであればその逆です。

このようにビデオカメラが2台あることで効率的にスカウティングを進めることができ、相手の弱点を見つけやすくなります。

そしてもしここから先に何かするとすれば、ズバリ「編集」ですね!!

ラン用に縦のみ、パス用に横のみ。

こういった感じで見てもいいのですが、先日の下記の内容でもお伝えしたとおり両方見なくてはいけないポジションがいます。

==============

▼スカウティングポイント!!
【其の二:公開版メルマガ】
ttp://multiplayer-no27-taro.com/scouting2-545

==============

『いやいや全員見ればいいじゃん』

・・・と思うかもしれませんが、例えばCBは中のランプレイを分析しても試合であまり役に立つことはありません。

もしあるとしてもRBが外に逃げてくるようなタイプであるかどうかくらいです。

それなら横からの全体でも確認できますよね。

効率的に考えればパスはパス、ランはランとユニットで考えればいいんです。

もし、『ウチのチームは全員で観る!!』というこだわりがあるのであれば、強制はしませんよ^^;

しかし、個人で持ち帰り観るのであれば、QBとLB、あと強いてあげればRBとSFは両方見た方がいいですよね。

そのため、
1プレイ目の縦→1プレイ目の横→
2プレイ目の縦→2プレイ目の横→
・・・

というように編集することで、これらのポジションにとってはスカウティングが効率良くなります。

これはあくまでプラスαの考え方ですが私がXリーグ時代はそれが当たり前でした。

そして効率が良かったのは事実です。

このように、ビデオはきちんと目的を持って2台で撮影するといいですよ!

もしビデオが1台だけでしか撮影していなく1プレイの中で一部写ってないかったとしたらそれだけで分析が疎かになってしまいますから。

今まであなたのチームがビデオ1台だとしたら来シーズンは監督やコーチにおねだりして、是非もう一台取り入れて見てくださいね^^

それではまた!