こんにちは!たろうです。
今回は初心者でも使えるボールキャリアのときの相手のかわし方についてお話したいと思います。
ここを見るだけ!
ボールを持っているとき相手をかわすのってなかなか難しいですよね。
私もランニングバック、レシーバーやリターナーとやっていましたが、相手をうまくかわせない場面が多々ありました。
しかし私がアメフト人生で出会った選手の中で、走りのセンスがピカイチの人間がいたんです。
杉原雅俊。
彼は日本体育大学から相模原ライズまで、ずっと一緒にプレイした同期です。
オンワードが無くなりライズが一部に戻るまでは、オービックシーガルズに少し武者修行に行っていましたが笑
そんな彼は大学からアメフトを始め、一貫してランニングバックでした。
大学時代から一人黙々と自主トレをしていて身体はまさに範馬刃牙。
「週に何回トレーニングするの?」と聞くと・・・
「9回」
と答えるクレイジーなやつです笑
高校では陸上をしていたためボールがうまく扱えず、それでもひたすら苦手を得意にしようと我武者羅に練習する努力家。
そんな彼は40yd4.4で走ります・・・手動でなく機械の計測で。
でも、さっきもお話したとおり、ただ足が早いだけではないんです。
走りのセンスがピカイチなんですよ。
ボールを持つと水を得た魚のようにスイスイとディフェンスを交わしていく。
そんな彼に相手をかわすとき、何を気にしているか聞きました。
返ってきた言葉は
「相手の肩を見るんだよ」
要は相手の肩を見て、肩が向いている方向と逆に走ればいいってこと。
いやいやそんなことだけで・・・って思いますよね。
でもこれが結構うまくいくんですよ笑
それから私はボールキャリアのときに、向かってくるディフェンスの肩の向きを注意して見るように意識しました。
たったそれだけのことで、今までより遥かに簡単に相手を交わすことができるようになったんです。
よく考えて見てください。
ディフェンスはこちらの動きがわからないため、どうしても一瞬遅れるんです。
そして自分が向いている方向と逆に追いかけようとしたらさらに遅れますよね?
そういうカラクリです。
よくよく考えてみると、結構みんな使っているテクニックです。
中には無意識で本能的に使っている人もいるかもしれませんが笑
You tubeなどでNFLを観る人ならわかると思いますが、NFLの選手なんて当たり前に使っていますよね。
でも自分ができているどうか・・・。
なんでもそうですが、意識したことの積み重ねが無意識に試合で出るようになります。
逆に意識していないことがもし試合でできたとしたら、残念ながらそれはマグレであり決してあなたの実力ではないってこと。
どんなにいいテクニックを知っても、意識しなければできるようにはならないんです。
じゃあもう意識するしかないですよね!
ちなみにかわすときに一つだけ気をつけなきゃいけないことがあるんです。
それは相手の手。
手には要注意
これは相手との距離にもよりますが、1歩踏み込めば相手に触れられる至近距離のときの話。
フラッグは取られたら終わり。
アメフトは手を腰に回されたら捕まります。
アメフトでは、よく避けようとして手が腰に回ってしまい捕まるパターン多いですよね。
ですので、相手がある程度近い状態でかわすときには手に注意しなきゃいけないんです。
フラッグであれば腰を回して避ければ大丈夫です。
手が出てくる一瞬にヒュッといった感じで。
アメフトでは出てきた手を上から叩きましょう。
いや、出てくると思って先に叩くようにしなければ遅くなる可能性もあります。
ちなみにフラッグで相手の手を叩いたら反則ですからご注意を笑
そうすれば相手は手を出している状態でバランスを崩し、こちらは走っているので相手から離れることができます。
まとめ
相手をかわすためには
「相手の方が向いている方向と逆に走る」
そしてかわす時に
「相手の手に注意する」
今回は「初心者でもできる」ということであくまで相手を交わすときの基本をお話させていただきました。
今まで意識していなかった人は、是非意識して見てくださいね!
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上手くなりたければ聞いたもんがちです笑
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それではまた!