こんにちは!たろうです。
今回はディフェンスのバンプを上手く交わすコツについてお話したいと思います。
バンプを交わす考え方
レシーバーの皆さん!
バンプに困っていませんか?
私は大学3年生くらいまではバンプが嫌で嫌で嫌で・・・。
本当に嫌いでした^^;
そもそもバンプをしてくるときのシチュエーションを考えてみましょう。
どんなシチュエーションかわかりますか?
バンプをしてくるということは必ずと言っていいほどブリッツが入っていますよね。
ということは、ディフェンスからすればパスを投げさせたくないシチュエーションなんですよ。
オフェンスの残りヤードとしてはショートでなく比較的ロングのシチュエーションです。
オフェンスが残り3ydとかでブリッツを入れてもショートパスならサッと投げて終わりですもんね笑
考えていることは、
オフェンス:ロングパスだからパスを投げるまでに時間が必要
↓
ディフェンス:投げる前にクォーターバックをサックしてしまえ!
こんな感じです。
ということは、バンプさえ交わして上手くフリーになればパスを守るディフェンスが少ないのでパスが通りやすいってこと。
しかし、バンプされてそのままディフェンスバックに付かれていたら?
クォーターバックは投げられないですよね。
では、バンプを上手く交わすにはどうしたら良いか。
私が大学3年生のときにコーチから言われた一言がすべてだと思います。
それは
「バンプは点で抜け!」
これです。
どういうことかと言うと、バンプしているディフェンスバックを置き去りにしろってこと。
足が速くない選手でなければできないのでは?
そう思う方もいると思いますが、レシーがーができるくらいのスピードであれば誰だってできます。
ただパスコースによってディフェンスバックがピッタリついてきてくれる方が良いものもあります。
それはまたどこかでお話しますが、今回は点で抜くためのコツを説明しますね。
バンプを交わすコツ
バンプを上手く交わすためのコツとしてポイントが3つあります。
1つ目は「セット」です。
基本的にバンプを受けると抜け出すまでに時間がかかってしまうのでパスコースのタイミングが崩れてしまうのでNG。
しかし実際には受けてしまうときもあるんです。
そのため相手に手を張られても動じない体勢を作る必要があります。
ではレシーバーのセットを考えてみてください。
どうでしょう?
足幅が狭く前後に開いているのでバランスが悪いですよね。
前に走るためには有効的なのですが、相手を受けるには少し分が悪いんですよ。
ですので足は前後のまま足幅を肩幅くらいにとるといいです。
そうすることでブロックするときのような体勢を作れるのでバランスが良くなるんです。
2つ目は「正面に入ってシェイク」です。
ディフェンスバックが正面にいるときはいいのですが、少し内側にいるときありますよね。
その場合は、必ず一度相手の正面に入るように真横に入るようにします。
なぜかと言うと、相手に左右どちらに行くのか迷わせるためです。
内側にいるときは内側に行かせたくないからです。
そのまま内側に行こうと思っても派手にバンプを受けてしまいます。
外に行くのは相手が追いやすいです。
点で抜くためには必ず正面に一度入る必要があります。
ここをスタートポジションだと思ってください。
正面に入ったあとは左右にシェイクします。
足を小刻みに動かしそれに合わせて上体を少し左右に振るんです。
これによってディフェンスバックは余計どちらに行くのか迷い始めます。
最後のポイントは「手を切る」です。
シェイクをしたらあとは抜きたい方向に交わすのですが、ここで相手は手を出してきます。
その手を切るんです。
切るというのはあくまで表現の一つで要は叩くってことです。
ただ手を叩くことであれば大抵の人が教わったことはあると思いますが、きちんとポイントを押さえて叩くことが大事になってきます。
まずは自分の交わしたい方の手にポイントを絞りましょう。
そのため目線は自分が叩こうと思っている手です。
叩く場所は相手が手を出そうと思っている段階であればどこでもOK。
それだけで相手は体制を崩すので大抵その時点で勝ちです。
しかし、相手にある程度手を張られてしまった場合は叩く場所を考えなければいけません。
それは手首・肘・肩の関節のどこかです。
関節は人間の身体で力による抵抗が弱いのでそこを叩かれると体勢を崩しやすいんですよ。
柔術なども関節の抵抗力の弱さを狙った技って多いですもんね。
叩くときは中途半端な力でなく思いきりです。
中途半端な力ではそのまま相手につい噛まれてしまうパターンが多いので。
思いきり叩けば大丈夫ですが、心配な方は相手の手を掴んで払うようにしてもOKです笑
この3つのポイントを抑えればバンプは点で抜けますよ。
まとめ
バンプを上手く交わすためには
「セットで足幅を広く」
して受けられる体勢を作る。
相手が正面からズレている場合は
「正面に入りシェイクする」
交わすときは
「必ず手を叩く」
いかがでしたでしょうか?
コツを掴むためには練習で実践して身につける必要があります。
是非、次の練習から実践して取り組んでみてくださいね!
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