指導者の方へ

コラム

こんにちは!たろうです。

今回は子どもの指導者の方へ指導者としての心得的なお話をしたいと思います。

正しいこと

子ども達を指導している方に質問です。

子どもの成長について正しい知識やスキルがありますか?

私は大学を卒業した新卒の頃からずっと子どもの指導に関わる仕事をしてきました。

障害のある子のサポートや乳幼児から幼児までの運動教室、そしてフラッグフットやタッチフットのコーチ。

数えてみたんですけど、実に,000人を超える子ども達への指導をしており自分でもビックリです^ ^;

そうやって様々な子ども達を指導する中で、その都度実態に即した子どもの成長に関わる知識を身につけてきました。

そんな私から見てみると「正しい知識やスキルが無いのではないか?」という指導者の方が少はなくないんです。

子どもの頃の指導は身体と心の発育に大きな影響を与え、大人になるための基礎を作ることができるものです。

指導の仕方によっては害を与えることだって可能だってこと。

指導者はそういった責任を持って指導しなければなりません。

しかし、今日のスポーツ界はパワハラや体罰の話が後を絶ちません。

悲しいですよね・・・。

パワハラや体罰は大人だけの話ではありません

子どもの指導者もそういう人はいます。

それが現実です。

そもそも、なぜそういった人たちは指導者になったのか。

なろうと思ったのか。

今一度考えて欲しいです。

子ども達の未来を育むことを考えられない指導者は、指導者を辞めてください。

目の前にいる子ども達が未来の日本を背負う人間なんだと考えれば独りよがりな適当な指導はできないものです。

競技能力を向上させる前に人として成長させることを優先に考えましょうよ。

そのためには言葉のかけ方一つだって気は抜けないです。

子ども達の心身の発達のため正しい知識や正しい指導スキルを身につけて指導に臨みましょう!

ただ「正しい知識やスキルって?」と疑問に思う方もいると思うので、身体と心の面で少しご説明しますね。

身体と心の成長

身体の発達に目を向けた場合の話ですが、皆さんは小学生や中学生を指導していますか?

もし指導しているのであれば、練習の中で筋力トレーニングをさせていますか?

例えば腕立て伏せをさせる指導者がいますがそれはNGです。

小学生や中学生の時期に行う過度な筋力トレーニングは、筋肉を硬直させ骨の成長を妨げる要因となります。

ちなみに運動神経は5歳までに何をさせたかによって大きく変わります。

遺伝を気にする方がいると思いますが、遺伝はあまり関係ないんです笑

運動において遺伝で関係あるのは筋肉の質であり、運動神経はあくまで5歳までに何をしたかですので。

ただ、5歳までですべて決まってしまうだけでなく、その後の小学生まではその補助的な役割を担うことができます。

中学生の時期では体力が飛躍的に伸びます。

そのため、走り込みを多く取り入れて上げるとその後に繋がります。

ちなみに筋力をつけるのであれば高校からです。

こんな感じで身体の発育に対して正しい知識があれば、練習メニューは自ずと指導する年齢によって変わってきますよね。

心の発達で言えば自尊心を傷つけることが代表例として挙げられます。

世の中を賑わせているパワハラや体罰などにより傷つけられた自尊心はなかなか変えることができません。

子どもに対して大きな声で怒鳴ったり罵声を浴びせる指導者がいますが、そういう行動に走ってしまうということは自分の感情がコントロールできない証拠

感情で訴えなければ行けない場面が無いとは言いませんが、地震の感情を抑えられず怒鳴っている指導者は多いです。

そういう指導者は目の前にいる子ども達がドンドン自尊心を失ってしまっていることに気づかないんですよね。

何気ない指導者の一言でも子どもにとってはとても大きな影響を与えます。

その言葉のせいで子どもの心を傷つけ、一生の傷にすることだってできるものです。

逆に指導者の言葉が子どもの一生の宝となり、人生の道となることだってある

それが指導者なんです。

自分の言葉が子どもにどう影響を与えるか知るためには、子ども達一人ひとりを理解することが大事です。

その子がどういう価値観を持っているのか、どういうことに興味を持っているのか、どんな時にどんな感情を抱くのか。

そういった子どもを理解することに注力していれば言葉を掛け違えることは無いです。

子ども達を理解することに努めるということも指導者としての正しいスキルの一つです。

まとめ

子どもを指導するには

「正しい知識」

「正しいスキル」

を身につけること。

それが子ども達の

「身体と心」

の健全な発達を育む。

いかがでしたでしょうか?

指導者は本当に尊い存在だと私は考えます。

子どもにとっては心身の成長のために、家庭よりも大きな影響を与えることができるんです。

しかし、そういったことをわかって指導している方が少ないのが現実です。

子どもは必然的に大人の言うことを聞いてしまいます。

その純粋さ故に道を誤ることだってあるんです。

これを見ている方だけでも子どもの未来を考える指導者として存在して欲しいなあ・・・と願う今日この頃です笑

追伸

考えるフラグフットボール・アメリカンフットボールの会は、日本全国のフットボールレベルの向上を目的として設立しました。

そこで皆さんの悩みを募集しています。

・こういう技術を高めるにはどうしたらいいの?

・こういった動作テクニックを高めるための練習方法は?

・〇〇な動きを高める効果的なトレーニングは?

などなど。

お悩みをいただくのに選手やコーチ、お子様がプレイされているなど立場は関係ありません。

どなたからでも結構です。

48時間以内に必ずお答えいたします。

ドンドン聞いちゃってください!

上手くなりたければ聞いたもんがちです笑

また、合わせて直接指導を受けられたい方・チームも受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

考えるフットボールによって、フットボール界が盛り上がるよう日本全国どこへでも!

それが考えるフラグフットボール・アメリカンフットボールの会ですので。

それではまた!