レシーバーのブロックのコツ!

ワイドレシーバー(WR)

こんにちは!たろうです。

今回はレシーバーのブロックテクニックについてお話したいと思います。

ブロックの重要性

レシーバーの方!

ブロック上手くできていますか?

レシーバーのブロックは、レシーバーがきちんとブロックできていれば基本的にはロングゲインに繋がるようなものしかありません。

そのためレシーバーのブロックはとってもとっても重要なんです^ ^;

レシーバーでブロックをサボる人がいますが、そういう人は自分のすべきことの重要性がわかっていませんね。

明日から考え直すべきです。

NFLのレシーバーでさえ、めちゃくちゃブロックしているのに

我々がサボってる暇なんてないですよ!

ランニングバックが「あと一人交わせたらタッチダウンだったのに~」というシチュエーションの「あと一人」って意外とレシーバーがブロックできていれば・・・なんてこと良くあります。

私自身が体験したのは大学のとき、インサイドのランプレーだからと目の前のコーナーバックのブロックをサボってしまったことがありました。

結果インサイドを気持ち良く抜けたランニングバックが最後にタックルされたのは、私の目の前のコーナーバックだったんです。

もちろんそのコーナーバックがタックルしなければタッチダウンでした。

レシーバーのブロック一つで仲間がタックルされずにタッチダウンが取れ、結果としてチームが勝つんです。

そう考えたらレシーバーのブロックめちゃくちゃ重要じゃないですか?

しかし、冒頭に聞いたように「ブロックが上手くいかない」という方もいると思いますので、レシーバーのブロックについて説明したいと思います。

ブロックの種類とコツ

まずレシーバーが行うブロックと言っても色々とシチュエーションがあります。

それぞれのブロックの種類ごとにちょっとしたコツを教えますね。

アウトサイドレシーバーの場合

インサイドランプレーのブロック

インサイドのランプレイの場合にコーナーバックをブロックする戦術も見かけますが、ランニングバックが抜けたときに邪魔になるのってセーフティーですよね?

なので戦術としてはセーフティーをブロックするべきだと思います。

しかし、セット位置から直線上にブロックに向かうとセーフティーが前に出てくるので間に合わないなんて経験ないですか?

これにはスタートを気をつければいいんです。

スタートしたら最初はほぼスクリメージライン上を内側に走るようにし、弧を描くようにセーフティーに向かっていくと間に合いますよ!

アウトサイドランプレーのブロック

アウトサイドのランプレイは絶対にコーナーバックです。

時に戦術としてインサイドレシーバーがいればインサイドレシーバーと、単騎であればタックルとクロスしてクラックブロックをすることもありますが、基本はコーナーバックです。

まずスタートは必ずパスプレイと同じようにスタートします。

相手がランプレイだとわかって上がってきそうであれば2〜3yd手前でブレイクダウンし、基本的には相手のヒットを受けます。

このときしっかり相手の正面で受けるのがポイントです。

そして相手が張ってくる手よりも内側で手を張り、必ず胸を取ります

ブロックのときは胸を取ったもの勝ちなんですよ。

相手を自分の思いどおりにコントロールできるからです。

相手が左右に動いたら自分もそれに合わせて手を張ったまま鏡のようについていきます。

もし正面が取れなかったとしても相手が行きたい方向に思い切り押すようにしましょう!

クラックブロック

これが結構難しいですよね。

上記のようなシチュエーションで使用することがあるのですが、基本的にはラインバッカーをブロックします。

たまにフラットゾーンに上がってきたセーフティーの場合もあるので、これは相手の動きによってアジャスト(対応)してくださいね。

クラックブロックを上手く成功させるコツとしては、①のようなスタートをします。

ラインバッカーもタックルしようと前に出てくるからです。

そして狙うのはラインバッカーの自分サイドの肩と胸の間です。

肩を目指してしまうと間に合わないパターンが多いので、その少し前を狙うため肩と胸の間めがけてGo!

そうするとブロックするときにちょうどいい場所にヒットできます

クラックブロックは相手に気づかれないことが多いので、こちらの勢いがあれば青天させるのだって夢じゃないですよ!

インサイドレシーバーの場合

インサイドランプレーのブロック

インサイドのランプレイは基本的にラインバッカーをブロックです。

戦術によって変わることもあると思いますが、基本はラインバッカーです。

ラインバッカーは基本的に自分より内側にいることが多いので、早くブロックにいかなければ間に合いません。

しかし、これも直線的にブロックに行くと上手くブロックできないことが多いので、アウトサイドレシーバーの②のような動きでブロックをしに行きます。

正面でブロックできなくても肩さえ取れれば思い切り押し切りましょう

外側からブロックに行っているので肩を取って中に押し込めれば、外側はガラ空きの状態になります。

ロングゲインできる可能性も出てきますよね!

アウトサイドランプレーのブロック

アウトサイドのランプレイも基本的にはラインバッカーです。

時にタックルとクロスしてディフェンスエンドをクラックブロックすることもあります。

ここで気をつけなければいけないにはラインバッカーを外に行かせないということです。

そのためやはりスタートから気をつけなければいけません。

ラインバッカーの外肩を狙えと言われることがありますが、外を意識し過ぎると自分の中から上がられてそのままランニングバックがタックルされてしまうことがあります。

なので基本は外肩と胸の間です。

一度当たることができれば相手のスピードを落とせるので、当たった状態で自分が外にズレて壁を作れればOKです!

クラックブロック

上記②でも説明したとおり、インサイドレシーバーの場合はディフェンスエンドしかありません。

自分より体格の大きい相手ですが、基本的には一瞬遅らせることができればOKです。

狙うのはアウトサイドレシーバーのクラックブロックや上記②と同じですが、肩に思い切りぶつかれればいいだけですので比較的簡単ですよね。

ザッとこんな感じです!

忘れてはいけないのは、レシーバーのブロックが上手くいけば基本はロングゲインということです。

いかがでしたでしょうか?

「俺のところまで来ればタッチダウンできたのに~」と言えるくらいブロック力磨きましょう!

例え足が速くなかったとしても、ブロック力があるのあるレシーバーはコーチからすれば重宝する一つの基準でもあります。

ブロック力を磨くことはパスを落とさないくらいチームにとっては重要な能力です。

 

ブロック力磨いて損はないですよ!

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