パスパッケージの仕組み②

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こんにちは!たろうです。

前回からの続きです。

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▼前回(パスパッケージの仕組み1)
https://multiplayer-no27-taro.com/passplay1-527

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パスコースの組み立て

パスを組み立てる際にはCov.2と3に対応できるよう気をつけると良いとお話ししました。

では、どのように考えたら良いか今日はご説明いたしますね。

もちろん、すべてがこの考えで構築されているわけではないです。

しかし、大抵はこの仕組みで構築されているものが多いのも事実。

そもそもパスコースを作る際に狙うポイントがあります。

気にすることは「隙間」と「キーディフェンダー」です。

Cov.2や3でディフェンスが守るそれぞれのゾーンの隙間を狙います。

例えば、Cov.2であればCBとOLBの間Cov.3であればOLBとILBの間など。

わかっているけど「意外と隙間狭い・・・」って思う方もいると思います^^;

でもそれはWRそれぞれが役割をわかっていない場合におきます。

そもそもパスコースは相手のCovによってほぼ確実に誰かしらが空くように作ると前回説明させていただきました。

では空くWRがわかったとして他のWRは何をするのか。

ここがポイントですね!

そしてキーディフェンダー。

これはパスコースによってどちらに投げ分けるかキーとなるディフェンダーのことです。

ディフェンダーが本来守るべきゾーンから少しずれて守ろうとする場合があり、それに対応すべく設定するものです。

ちょっと代表的な2×2と3×3の体型にそれぞれで一つずつ例を説明して行きますね。

体型による例

まず、体型の両サイドにWRが2人ずつのバランス体型の場合について。

これは実は片方にWR1人で反対側に2人(TEなどを含む)のPRO体型などでも同じです。

1人サイドにRB1人を出せばいいので。

これらの場合はミラールートが多いです。

ミラールートとは、左右で同じパスコースを走ること。

この場合に多いのはフラット&カールですね。

インサイドWRがフラットで、アウトサイドWRがカール。

相手がCov.3であれば、どちらにも投げようがあります。

ではどちらに投げるのかといえば、この時にキーディフェンダーにOLBを設定します。

そうすればOLBがカールかフラットのどちらに寄るのかによって投げ分ければいいです。

Cov.2の場合はほぼ確実にフラットです。

ただ、この場合にアウトサイドWRがCBを中から楽に抜くのではなく、必ず外から抜くようにすればフラットのスペースができます。

こんな感じで自分に飛んでこないとわかっていてもやらなければいけない役割があるのでWRです。

これを理解していないがためにパスコースが成立しない場合が多いです。

次に体型の片方にWRが1人反対側に3人(TEなども含む)いる状態3×1の状態で説明しますね。

この状態はめちゃくちゃわかりやすいです。

オススメは1人サイドがCov.3対応Cov.2の場合は3人サイドを狙えるようにパスコースを組み立てると良いです。

そのため、1人サイドに関しては基本的に考え方はMtoMです。

ショートパスは基本的に通ります。

しかし、OLBが邪魔になる場合があるのでRBをそちらのフラットに出してWRを10yd以上のパスとし、OLBをキーディフェンダーとして組み立てるのも良いです。

逆にCov.2の場合は3人サイドと説明しました。

今までのような考え方で3人でのパスコースを組み立てれば全然問題ないです。

少しだけ例を挙げて説明しましたがお分かりになりましたでしょうか?

もしわからない場合は質問フォームからわからない部分を具体的にご質問といただくか、もしくは直接呼んでください。笑

それではまた!