こんにちは!たろうです。
今回は知ってるけど何となくおざなりにしていると痛い目にあうことについてお話したいと思います。
身体作り
身体作りをする際にどのようなことに気をつけますか?
・全身がっつり鍛える人。
・自身のある部分を鍛える人。
・足りない部分を補うように鍛える人。
人それぞれだと思います。
理想は全身がっつり鍛えることだと思います。
どこかが弱いという弱点を作ってしまうとそこが弱いがために身体のバランスが悪くなりプレイに支障をきたす場合があります。
例えばベンチプレスが好きな人がいてベンチプレスばかり行っている人。
胸の大きさばかり気にして背中を鍛えていない。
こういう人多くないですか?
トレーニングをすると身体の見た目ばかり気になるのはわかります。
しかし、トレーニングをする目的はフットボールの競技力向上のためですよね。
例えばアメフトではヒットをするじゃないですか。
ヒットするときってどこの筋肉使うか知っていますか?
主に身体の背面です。
パワーの公式は「体重 × スピード」。
ここで言うスピードは瞬発力のこと。
瞬間的な爆発力です。
この瞬発力は股関節などの関節が連動し、身体上半身及び下半身の背面から繰り出される力によってヒット力が決まります。
そう考えると身体の背面もしっかり気にしなくてはいけません。
もちろん別の記事でも体幹の重要性を書きましたが、体幹も大事ですし前面もある程度必要です。
先ほども説明したようにどこかに弱点があるとそこにしわ寄せがきてしまうので。
腹筋が弱くて腰が痛くなる原理もこれです。
ただ、どこが弱いかわからないって方もいると思いますよね。
全身鍛えていても弱い部分が出てくるものです。
それをどうやって見つけたらいいか。
それを教えてくれるのは「筋肉痛」です。
筋肉痛は自分が今持っているポテンシャルがオーバーヒートすると出てくるものだと思ってください。
そうなると「あっ。ここの筋力がまだ弱いんだな」と考えればいいんです。
筋肉痛が来なくても疲労度で考えてもOK。
私がレシーバー時代に経験した話ですが、毎年オフシーズンを終えて練習が始まると必ず痛くなる場所がありました。
それが脇腹。
カットを切ったりプラントを踏んだりすることって日常じゃなかなか無いですよね。
トレーニングをしてもカットするときと同じような動作ってなかなか難しいものです。
そうなると「ここが弱いんだな」ってなるわけです。
繰り返しますと理想は全身を鍛えることです。
しかし、フットボールはポジションによって役割や求められるものも違うので筋肉痛などの度合いを見て弱点を補うようにトレーニングしましょう!
ただあることを忘れて身体を鍛えることばかり行っていると痛い目にあうことがあるんです。
それが「柔軟性」です。
柔軟性
意外とちゃんとやっている人って少ないですよね。
特に練習後やトレーニング後のケアを怠っている人は少なく無いと思います。
身体の柔軟性が高まると得られるものは多く失うものが少ないのは事実。
柔軟性は絶対に高めた方がいいです。
柔軟性を得るということは可動域が広がるということです。
可動域が広いということは多少変な方向に曲がっても怪我に繋がるリスクも減ります。
また、ピンポイント的に考えれば肉離れなどの回避もできますよね。
そのほかにも可動域が広いと得られるものは多いです。
フットボーラーで私が一番重要だと思うのは股関節周りの柔軟性。
そもそも股関節が硬いとどういうことが起こるのか?
・低い姿勢が維持できずに高くなってしまう。
・横の動きが小さくなる。
など代表的な例をあげてもフットボールに支障が出そうなものですよね。
低い姿勢をとるのには股関節の柔軟性が必要不可欠です。
ボールキャリアで考えれば低い姿勢で当たるとき、股関節に柔軟性がないと足がかけなくて倒れこむ形になってしまいます。
ディフェンスバックであればバックステップの最中は低い姿勢を維持できないと前や横の動き出しが遅くなり、レシーバーにパスが通ってしまいます。
ラインであれば低い姿勢で当たったものが勝ちやすいちょ考えればやはり低い姿勢が必要です。
ほかにも肩の柔軟性はクォーターバックにとってはパスを投げるのですから重要な要素です。
私自身、レシーバーをしていたころは身体が硬くてもそこまで気にしていませんでした^^;
しかし、ディフェンスバックをやるようになってからは身体の柔軟性ってめちゃくちゃ大事だと感じるようになりました。
先ほど説明したとおりですが、そもそもディフェンスバックの姿勢をとるのに身体が硬いとめちゃくちゃ窮屈なんですよ。
そのため毎日ストレッチしましたね・・・。
もともと股関節は柔らかい方だと思っていたのですが、ポジションを変更したことによって同じ股関節でも周辺筋肉の柔軟性が必要な箇所は全然違うんだなって痛感しました。
そうなるとトレーニングもそうですが柔軟性を高めることも全身がっつりが理想ではあるものの、ポジションによって使用する筋肉が違うので重点を置くストレッチ箇所も考えた方が良さそうですね。
要は、ストレッチをサボって柔軟性をおざなりにしていると痛い目にあうかもしれ無いってことで。
怪我をしてから「ストレッチしておけばよかった〜」なんて思っても遅いですよね。
それだけでなく、ストレッチをするだけで今よりも競技力が向上することだって可能なんですから!
ストレッチもトレーニングと同じくらい重要視して毎日少しでもやりましょうね!
ストレッチだけで痩せる人だっているくらいですから・・・笑
ストレッチなめたらいけません!!