最近ちょっと怖いです

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こんばんは、たろうです!

昨日はオンラインクリニック本日まで学生オンライン指導。

そして来週は、オンラインクリニックにコーチングセミナー・・・フットボール三昧で最高です!!

しかしここ最近、思うことがあるんです・・・。

僕が提供するものは基本的に有料です。

無料の場合って、その人が成長できなくても適当な対応をしたとしても、

「別に俺は無料だから」で逃げられますよね?

そこには「求めてくれた人に対して求めるものを提供する責任」がないんです。

自己満足で終了できるし、相手への未来の保証がない。

だから僕はプロコーチとして

「関わった人が必ず成長すること」

こういった「責任」を感じながら活動させていただいています。

例え直接会えない属性であるスキルブック(教材)を

購入した人から何か教材の質問があれば答えます。

そこまでの覚悟があるから有料にしています。

しかし、最近は選手が無料でやってくれることが多くなっていますよね。

選手達が責任を感じていないというわけではないです。

むしろフットボール界は「もっとフットボールを活発に!」と

思っている意欲的な選手が多いと僕は感じています。

「フットボール界が活発になって良いな!」

と最初は僕も思ってもいました。

でも最近は、その反面ちょっと怖いな・・・

危ないなと感じているのも事実。

それはこの状況が「当たり前に」なってしまうことについてです。

今の世の中を考えれば無料でいろいろと行うのは、

ちゃんと「理由」があるから納得はできているんです。

僕自身もそうですから。

「今フットボールができなくても、

少しでもフットボールのことを感じ続けていて欲しいという願い」

これに尽きると思います。

だからこそ今の状況を

この先「当たり前」に感じないで欲しいんですよ。

コンビニのおにぎりだってお金はかかります。

当たり前に蛇口から出るお水にだってお金はかかります。

でもそんな中、フットボールの情報は無料って

価値がないってことですよ?

フットボールが40年ほど前から廃れてきてしまったのも、

企業がお金がなくなってきて継続を断念してしまったから。

要は日本社会に価値を感じてもらえていなかったからです。

日本のフットボールは強いのにまったく流行らないのは、

フットボールのファンがまだまだ少ないせいです。

「市場価値=ファンの数」

これが世の中の公式。

価値があるものに対してお金を払うのが世の中の道理。

企業はたくさんのファンがいてお金を生み出すスポーツなら

フットボールから手を引きはしなかったでしょう。

もし40年前にそうだったら今ごろプロ化していたかもしれません。

僕はそう思っています。

フットボール界の未来を考えるのであれば、

「トップにいる選手たちには自分を安売りして欲しくない」

これが本音です。

選手たちはフットボールにとって大事な大事な商品です。

あなたはもし安い商品が売っていたらどう感じますか?

「これってそれほど価値がないものなんだな」

って感じますよね?

さらに新規ファン獲得なのか選手が試合以外の場面で
表に出ていくこともあります。

それがチームとしてのファン活動の一環であるならわかるのですが、

新規ファンの獲得であるならそれは間違っています。

何ヶ月も同じ場所にいれば周りの人に人間性をわかってもらえ

ファンになる可能性はあるかもしれませんが、

たった一回、数時間の活動で新規ファンの獲得できますか?

できないですよね。

芸能人と比べても遥かにかっこいい選手がいたら

それはわからないですが。笑

チームや協会のスタッフが試合に足を運んでくれるよう

たくさん集客の努力をして、そこで試合を観た人に

「かっこいい!面白い!また観にいきたい!」

と思わせられるプレイをすることが選手の仕事。

もちろん試合後の観客との触れ合いも大事。

かっこいいと思った人と会話をすることができたら

完全にファンになりますよね。

それはフットボールをプレイしている学生にも同じことが言えます。

「あの舞台に僕も立ちたい!」

「東京ドームで歓声を浴びたい!」

「日本代表になりたい!」

などなど、Xリーグへの憧れを持たせることができれば、

必死に努力をしてその舞台へと駆け上がっていくことでしょう。

プロスポーツでなくとも憧れが夢になりますから、全然可能なことです。

そこまで駆け上がることを助けることが僕の仕事であると思っています。

もちろん学生だけではなく上を目指す人達すべてに対して。

そのために僕は僕自身のスキルの向上や情報の収集に努力を惜しみません。

しかし、

・選手が学生に指導すること

・指導は無料で実施すること

これらがフットボール界で当たり前になってしまったら、

「日本のフットボール界は少なくとも僕が生きているうちはもう未来がなくなった」

と僕は考えてしまうかもしれません。

当たり前に会える選手や無料であるということに

人は価値を感じなくなります。

先ほど言ったようにそれを続けることにより、

日本でのフットボールの価値が下がっていってしまいます。

僕が思っている方向と逆にどんどん進むことに対し、

僕が一人で反発して意固地に続けていくのはカッコいいように見えても、ただのエゴ。

どうしたものか・・・。

きっとこれらの考え方に対し、

「次世代を担う学生のレベルを上げることは使命だ!」

「選手がせっかく学生のためにやってくれているのに水を差すようなこと言うな!」

という人もいるかもしれません。

しかし、Xリーグの選手が無料指導しなければいけないほど

日本って弱い国ですか?

それがフットボール界の未来のためになりますか?

日本でもっとフットボールをもっと人気にしていきたいなら一時的に見えることでなく、

そこに関わる人が先を見据えて色々なことを考えなくてはいけません。

フットボール界は

・今が良ければいいのか

・先まで考えていくのか

こういったことをそろそろ考えるべき淵に立たされていると僕は感じています。

まあ、僕はここまで考える必要ないんですけど…^ ^;

ただ、自分の好きなスポーツが悪い方向位進んでしまうのは、

とっても怖くて嫌だなって最近考えるんですよね。

僕の考えすぎで終わってくれることをただただ祈るのみです!