アメフト日大タックル事件に学ぶ今後のフットボール指導について。

コラム

こんにちは!たろうです。

今回はとても悲しいあの日大アメフト事件についてお話したいと思います。

指導者の責任

指導者の皆さんにお聞きします。

指導をする上で一番大切にしていることはなんですか?

人ぞれぞれ回答する内容は違うとは思います。

そもそも指導する対象の年齢や環境なども様々だと思いますので。

しかし、共通して考えなければいけないことが一つだけあると思うんですよね。

先般起きた日大アメフト事件はそれが欠けていた事例でもあると思います。

私は新卒から社会人リーグでフットボールをするとともに、仕事では指導者として歩んできました。

その中で成功や失敗なども繰り返しましたが、いつでもそのことだけは忘れずに指導に当たってきたつもりです。

それが何かというと指導する相手の人生です。

指導というのはスポーツ界の話だけではありません。

会社や学校の先生なども日常的に指導を行っています。

指導する相手のこれからの人生を考えること。

それが指導者の責任ではないでしょうか。

このたった一つのことをどんな立場の指導者であれ忘れてはいけませんよね。

では今後のフットボール界での指導はどうあるべきなのか。

実際に起きてしまったあの事件から考えて見たいと思います。

今後のフットボール界での指導

現在のフットボール界はプロではありません。

これは私の持論ですが究極の趣味です。

社会人になってフットボールを続けていてもお金は1円も入ってきません。

NFLに挑戦できるレベルの選手になれば、お金を出してくれるチームもあるかもしれませんが。

過去にはNFLヨーロッパが無くなるときにNFLが日本は過去W杯でも優勝するほどであったため、NFジャパンの話を持ちかけたと聞いたことがあります。

しかし実現はしていないですよね。

どういう事情で流れてしまったのかはわかりませんが、とても悔しいです。

確かに日本人に比べてアメリカ人の方が強いのかもしれません。

しかし、日本人がアメリカ人の領域には決して届かないのでしょうか?

私はそうは思いません

実際にオービックシーガルズの木下選手やIBMビックブルーの栗原選手がもう少しのところまでいきましたよね。

確かに壁はあったかもしれませんが、明らかにその壁は少しずつ低くなってきていると感じています。

最近の子は日本文化が欧米化してきているせいか身体が大きい子が多くなってきまており、私の息子は親に似ず中3で180cmを超えている状態です笑

見下ろされるのが腹立たしいですが・・・大きく育ってくれて嬉しいもんです!

現代社会が大きく発展して体力低下などが叫ばれている反面、体の大きさだけでなく長けた能力を秘めている子が増えたなあと感じています。

あまり知られていませんが、私の指導した子も2017年からアメリカの高校に通い、先日RBとして初タッチダウンを決めたところです。

ここで本題に戻ります。

こういった社会の状況やフットボール界の実態を踏まえて今後のフットボール界のためにどう指導していくべきなのか。

結論は社会のリーダーとなる人材を育てていくことだと思います。

指導者はチームとして勝たせるのは当たり前です。

指導というのはもっと根本を考えるべき

日大アメフト事件は一人の力を持った指導者が選手を私物化し私利私欲にまみれた結果。

そもそも指導者として指導する相手の人生を考えていなかったからに他なりません。

賛否両論あるとは思いますが、私の中では大学生でもまだ人生道半ばの子どもです。

実際に私が大学生のときはそうでしたから・・・。

では、社会のリーダーを育てるとはどういうことか

社会のリーダー

社会のリーダーを育てるという今後のフットボール界の指導論がどういうことか。

皆さんは有能な選手がアメフト界にドンドン生まれていってほしいと思いませんか?

有能な選手が増えればNFLにチャレンジする人口も増え、日本でプロ化なんてのも夢ではないです。

そしてアメフト界がもっと大きくなり、もっと盛り上がらないかとも思いませんか?

それには社会を巻き込まなければいけません

日本という国単位を動かさなければいけないので、少数でできることではありませんよね。

そのため、社会で力を持つ人間がアメフト関係者で溢れてきたとしたら・・・。

単純な考えではありますが、至極もっともな考えではありませんか?

しかし、時間はかかると思います。

社会のリーダーという意味はそれだけではありません。

例えばアメフト出身者が学校の先生になったとします。

児童や生徒から慕われるとても良い先生であれば、その子達に「先生はアメフトをやってい担だよ」と話をすれば、アメフトに憧れを持つ子も出てくるかもしれないですよね。

これはあくまで例えばの話ですが、アメフトをやっていた、もしくはやっている人間が社会で周りに良い影響を与え続ければ、アメフトの人口が増え、アメフトがドンドン認知されるはずです。

そして日本初のNFLプレイヤーが生まれ、日本でプロ化も夢ではない気がします。

まとめ

指導者の責任は

「指導する相手の人生」

を考えて指導に当たることである。

今後のフットボール界での指導は

「社会のリーダー」

を育てていくことである。

社会のリーダーを育てることで

「NFLプレイヤー」

の排出

「日本でのプロ化」

も夢ではない。

いかがでしたでしょうか?

持論ではありますが、私が考ええていく今後のフットボール界です。

フットボール界に痛ましい事件が起きてしまいましたが、フットボール界で起きたことはフットボール界で生きた人間みんなでサポートし、より良い未来のフットボール界が作れればいいな〜と思ってます笑

言うのは簡単です。

まずは私自身がドンドン身体に鞭打って頑張ります!

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