ハンドテクニックって決まりはある?

オフェンスライン(OL)

こんにちは!たろうです。

先日は、日本で唯一プロリーグへ参加したOLの方と膝を交えてフットボール談義しました。

久しぶりにお会いしましたが、やっぱりデカイ・・・。

190cm /130kg超えというサイズですから当たり前ですね^^;

さて、本日はこんなお悩みです。

「たろうさん初めまして。

いつも楽しみにメルマガを見ています。

私は高校時代からOLをしていましたが、昨年度からDLへコンバートしました。

絶えることは得意なのですが、パスラッシュが苦手です。

OLを押すことはできてもなかなか外してフリーの状態でQBまで行けません。

ハンドテクニックのコツがあれば教えていただきたいです。」

というものでした。

ハンドテクニックのコツ?

フットボールは様々なポジションでハンドテクニック使いますよね。

代表的なのは、「スイム」と「リップ」ですが、もちろんこれだけではありません。

過去何度もお伝えしていますが、フットボールに「これ!」という答えはないんです。

そのため、ハンドテクニックも「これをやればOK!」という都合の良いものはないんですよね。

でも・・・

・・

そのとおり!!

基礎基本はあります^^

そもそも、スイムやリップというものは基礎基本としてあるものなので、まずはしっかりと習得しましょう。

そして、すべてのポジションのハンドテクニックで言えることがあと2つあります。

1つは動作の一つで、「叩く」ということ。

これは相手が出してくる手を自分自身に到達する前に上から叩くということです。

これをすると、相手は自分に対して手を出したときに重心もこちらに動かしていれば、叩くことでバランスを崩させることができるようになります。

そうでなくても、一度叩いてしまえば次に手を出すまでにタイムロスが発生し自分自身はその隙にかわすこともできます。

この「叩く」という基礎基本は私自身多用していたので、是非ともオススメしたいテクニックです。

そして2つ目にご紹介するのが狙うポイントです。

ハンドテクニックを使用するとき、ただ相手の手や腕を外そうと叩けばOKってわけではないんです。

ちゃんと狙うポイントってものがハンドテクニックにはあります。

もちろんうまくいくときもありますが、このポイントを意識することで成功率がアップするって考えてください。

それは「関節」なんです。

人間は関節に弱いので、関節を狙って叩いたり弾いたりするとハンドテクニックの成功率が上がります。

手首、肘そして肩。

このポイントを狙うことで上手く相手をかわすことができたり、相手の手を外して避けたり、バランスを崩させたりなど
効率よくできるようになります。

これを使いこなせるようになったら、自分がディフェンスのプレイヤーで相手に上手く胸を取られてしまっても焦ることなく外せるようになります。

繰り返しますよ。

スイムやリップは基礎基本としてしっかりマスターすること。

加えて相手が手を出そうとするところを「叩く」癖をつけるようにする。

そしてハンドテクニックを使う際はできるだけ関節を狙うこと。

それではまた!