体幹の重要性知っていますか?

コラム

こんにちは!たろうです。

今回は体幹の重要性についてお話ししたいと思います。

体幹の役割

トレーニングする際には必ずと言っていいほど体幹メニューって入ってきますよね。

でもなぜ体幹トレーニングをするのかその理由を知っていますか?

キレイな6パックを作るため?

夏ボディのため?

いやいや違いますよ笑

そもそも体幹と言われる部位はその文字のとおり身体の幹となる部分です。

いわゆる腹筋および背筋に当たる部位。

この体幹を鍛えることはフットボールだけでなく全てのスポーツにおいて重要だと考えています。

そもそも体幹がスポーツにおいてどのような役割を担っているのか考えたことありますか?

私も最初はよくわからず与えられたメニューをこなすだけでしたが、実は私は青山でピラティスのインストラクターをしていたことがあるんです。

ピラティスというのは一言で言えば「体幹トレーニング」です。

ヨガのようなイメージを持たれる方も多いと思いますが、実は体幹トレーニングにもたくさん組み込まれており、皆さんも知らない間にピラティスをしているかもしれませんよ笑

そのピラティスインストラクターとしての経験をとおして様々な体幹の知識を蓄えることができ、選手としての成長にもとても役だったと思っています。

では、体幹がどのような役割をしているのか?

体幹というのは身体の軸に当たります。

上半身と下半身の連結部であり身体の連動性を司る重要な部位です。

にも関わらず、背骨1本だけで支えている非常に不安定な場所なんですよね^^;

そのため、しっかりと鍛えておかないと上半身と下半身の連動が上手くいかなかったりします。

例えば「走る」や「ジャンプ」などといった動きに関しては体幹を鍛えておかないと下半身の力がうまく全身に伝わりません。

足の力が強くても体幹が弱いと半減してしまうんですよね。

他には、ヒットしたったときに体幹が弱いと受けた力に負けてフラついてしまうんですよね。

良い例が競技は違いますがサッカーの長友選手。

体幹に特化したトレーニングメニューを日々こなしており、身体の大きな海外の選手と当たっても当たり負けしませんよね。

そして体幹を鍛える役割としてもう一つ挙げられるのは「バランス力」。

走る、投げる、当たる、蹴るなど全ての運動能力に必要な要素であり、簡単に言えば姿勢を維持するためにも必要なもの。

例えば走っていてカットを切ったり、ジャンプして着地したり、ヒットしたときなどにバランス崩すことあるじゃないですか。

あれも体幹の弱さからくるものです。

このように、体幹はスポーツをする上でとても重要な役割をしているんです。

フットボールにおいても例外でなく、絶対に鍛えるべき部位でもあります。

では、効率的に鍛えるためにはどのようなことに意識をしたら良いのか。

意外と意識できていない人多いと思いますよ笑

意識すべきところ

体幹トレーニングと言っても腹筋トレーニングがメインになると思います。

人間の身体は必然的に背筋は鍛えられることが多く、腰の力が強くて腹筋が弱いと反り腰になって腰痛持ちになったりしてしまいます。

筋肉は一部分大きくても運動におけるパフォーマンスはあまり良くありません。

アームレスリングなど部位に特化したものであれば話は別ですが、フットボールにおいては全身鍛えるべきです。

その中でも私が最重要視するのが体幹です。

体幹を鍛えるに当たって意識すべきはやはり腹筋なのですが、腹筋トレーニングの際にどこを意識していますか?

意外と多いのがフンフン反動に任せてしまうタイプの人です。

これは「100回やってやったぜ」みたいに思っていても、ほとんど意味の無いトレーニングですね^^;

筋トレ全てに言えることですが、きちんと鍛えるべきところを意識してできるかが重要です。

そのため腹筋トレーニングも意識するのは腹筋。

筋トレにおいて速さやレップ数など色々と気をつけるべきあるのですが、それは一旦置いておきます。

今回はあくまで体幹を鍛えるときに意識すべきことなので。

私が教える体幹トレーニングマル秘テクニックはお腹を凹ませながら呼吸を止めずに実施することです。

どういうことかと言うと、ほとんどの人は息を止めて腹筋をやる人が多いと思います。

これはアウターと言って外側に見える6パックなどに効かせる方法。

やってみるとわかりますが、息を止めるとお腹が膨らむように力が入りますよね。

もちろんアウターを鍛えれば見栄えは良いし必要な筋肉でもありますが、運動において重要なのはインナーです。

俗に言うインナーマッスルというものですね。

インナーマッスルは骨の周りにある筋肉なので身体を大きくすることではなかなか鍛えづらい部位でもあります。

しかし、インナーマッスルが姿勢や上半身と下半身の連動性、バランス力を司っていると言っても過言では無いので、鍛えるべきはインナーマッスルです。

腹筋のインナーマッスルを鍛えるのに一番効率が良いのはお腹を凹ませることなんですよ。

これが私がピラティスで培った知識の一つ。

ちなみに息を止めないというのは筋トレ全般に言えることですので覚えておいてください。

ちなみに私は体幹を鍛えていたおかげで全盛期のフルスクワットは250kg上がりました笑

ラインで2人くらいにしか負けなかったです。

実は体幹はいつでもどこでも鍛えることができ、電車の中で凹ませておいたりするのでもOKなんです。

もちろん姿勢を意識してですけどね。

ちなみに私は高校生から無意識に通学時に凹ませるクセがあり、通学時に橋を渡るのですが坂がすごい急だったんです。

でも頑固なので絶対に立ち漕ぎはせずお腹を凹ませて深く呼吸をしながら自転車漕いでましたね^^;

電車の中でも、できるだけ吊り革は捕まらずに腹筋を凹ませながらバランスをとったりしていて、側から見れば変な人だったと思います笑

でも、このように体幹トレーニングは時間も場所も選ばず、自分が意識するだけでできるトレーニングメニューでもあるんですよ!

まとめ

体幹は

「身体の連動性」

を司る部位であり

「走る・投げる・ジャンプ・ヒット・蹴る」

など全ての運動要素に重要である。

鍛えるコツは

「お腹を凹ませながら呼吸を止めずに」

腹筋を行うこと。

いかがでしたでしょうか?

体幹の重要性をわかっていただけたら嬉しいです。

体幹トレーニングは毎日行っても問題ないトレーニングです。

日々の積み重ねがライバルに差をつけることは間違いなし。

是非実践してみてくださいね!