前に前にではダメ

コラム

こんにちは!たろうです。

日々身体のメンテナンスを継続していたとしても、メンテナンスを継続し始める前に培ってしまった日々の過ごし方で低落した身体のなまりに関してはなかなか戻せないです。

年齢や怪我のせいではなく、「常に継続し続けること」それがとても大事だと感じる今日この頃です^^;

さて今日ですが「前に前にではダメ」についてお話したいと思います。

これは久しぶりにWRのお話。

前ばかり意識してはダメ

WRの醍醐味は何と言ってもパス。

しかし、ランプレイでも活躍できます。

WRのブロックは決まればロングゲインが確定されるくらい重要なんです。

もちろん他10人がそれぞれのアサイメントを遂行した上での話。

オープンランはCBをブロックできれば大外の展開が可能となり、それなりにゲインできるし、インサイドランでもSFをブロックできればロングゲインです。

インサイドランは思い切り走っていきSFをブロックできるかできないか微妙なんです。

これはいかに早くSFまで到達できるかが鍵になるため、RBが抜けるまでにSFまで行ければ最高です。

ポイントは詰め方。

相手は前に上がってランプレイを止めるため、SFに対して一直線に走ったとしても間に合いません。

ロス上を走っていきSFの正面に出来るだけ入ってから縦に伸びます。

正面に入ることはなかなか難しいですが入ったら勝ちです。

RBが抜けてきてWRがSFの正面に入っていればロングゲイン確定ですね。

インサイドランの場合はこのように詰め方に注意すればある程度平気なのですが難しいのはオープンラン。

オープンランはRBが走ってくるまでに時間がかかります。

そのため我慢できずに自分から前に前にとブロックに行ってしまうと基本的に負け。

もちろん腕のリーチが長かったり圧倒的な力があれば話は別ですよ^^;

私の指導経験上、ほとんどのWRの方がオープンランのブロックに悩んでいると思います。

ポイントはステップです。

まずは自分と相手の間合いを詰めていきます。

人によって距離は違いますが、だいたい2.5yd手前でブレイクし相手の出方を伺ってください。

避けてくる相手にはそのままついて行き、2.5ydの間合いが詰まってところでブロックに入り押してください。

避けるくるということは自分に対して当たってこないということなので、相手の逃げる方に押すだけで良いです。

問題は突っ込んでくる相手。

突っ込んでくる相手にはそのまま受けましょう。

ここで重要なのは正面で受けることです。

正面で突っ込んでくれば相手を多少押し返してもそうそうかわされることはないはずです。

要は正面をキープしてあとは力比べですが、かわそうとしてきたら思い切り押し込みましょう。

でも、一番やられるのは正面で当たってくれず角度がついて半身で当たってくるとき。

その場合に正面で受けれるようにステップが大事。

当たる瞬間にほとんどの人が斜め前に足を出してCBと当たるはず。

これがダメなんです。

斜めで当たっても押し切れればいいのですが、大体割られます。

なぜ割られるかと言うと斜め前に足を出すと相手との距離が縮まって正面に割り込むことができなくなるんです。

結果、相手の方が勢いがあるので割られてしまうんですよね。

そのため、相手が角度をつけて勝負に来た場合は真横にステップか少し後ろに踏み出して受けるんですよ。

真横だと煽られる可能性があるのでオススメは斜め後ろ。

多少押されるし足を下げている分、肩が反転しやすいですが、そこを耐えれば正面に回り込みやすく、相手をコントロールできるポジションに入りやすいです。

正面に入ったら

・ヘッドバック
・手を貼りグラブする
・低い姿勢
・ワイドスタンス

これができれば勝ったも同然。

受けることを恐れずに足を動かし続け上記のポイントを抑えれば、あなたのブロック力に相手も前に出れなくなり試合を優位に進められます。

マスターするまでは難しいですが、是非お試しあれ。

それではまた!